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ーDIYでも失敗しにくいカーコーティング入門 道具選びから施工手順・メンテまでー

カーコーティングをDIYで行うメリットと注意点

車をきれいに保ちたいと思ったとき、まず浮かぶのが洗車ですが、もう一歩進めて「コーティング」まで自分でできると、ツヤ感や汚れ落ちの良さがぐっと変わります。DIYのメリットは、費用を抑えられることと、好きなタイミングで施工できること。洗車の延長として習慣化できれば、愛車の状態を自分の目で確認する機会も増えます。一方で、下地処理が甘いまま塗ってしまうとムラや拭き残しが出やすく、逆に見た目が悪くなることもあります。さらに、直射日光下や高温のボディに施工すると硬化が早すぎて拭き取りにくくなるなど、環境の影響も大きいです。
DIYで失敗しないために大事なのは、「コーティング剤を塗る前の準備」と「急がないこと」。特に初心者は、いきなり強い撥水や硬化型の製品に手を出すより、扱いやすいタイプで手順に慣れていくのが安全です。作業時間は余裕を見て、天気・気温・風を確認し、できれば屋根のある場所で行いましょう。最初はボンネットやルーフなど一面だけ試し、感覚をつかんでから全体に広げると安心です。

DIYに必要な道具とコーティング剤の選び方

DIYコーティングは「何を使うか」で難易度が変わります。まず揃えたいのは洗車用品。カーシャンプー、バケツ、洗車スポンジ(できれば柔らかめ)、拭き上げ用の大判マイクロファイバークロスは基本です。加えて、鉄粉除去用の粘土やケミカル、簡易的な脱脂剤、細部用のブラシがあると仕上がりが安定します。クロスは最低でも2〜3枚あると、拭き取り用・仕上げ用・汚れた時の交換用に分けられて便利です。
ここで大切なのは、コーティング剤のタイプ選びです。大きく分けると、スプレーして拭くだけの簡易タイプ、塗り込みと拭き取りが必要なワックス寄りタイプ、硬化を伴う本格タイプがあります。初心者は、施工性が高く拭き取りが軽い簡易タイプから始めるのがおすすめです。撥水の強さや耐久性は製品ごとに差があるので、まずは自分がどこまで手間をかけられるかで選びましょう。
選び方をもう少し具体化すると、迷いが減って失敗も減ります。ここからは、初心者が優先すべき基準と、見た目の好みで変わるポイントを整理します。

初心者向けの選び方の目安

最初は塗り込みが軽い、拭き取りが重くならない、失敗してもやり直しやすいものが向いています。耐久が数週間〜数か月程度でも、洗車のたびに補充しやすいタイプなら継続がラクです。使用頻度が高い人ほど、施工が簡単な製品のほうが結果的にきれいを保てます。

仕上がりで選ぶポイント

ツヤ重視なら光沢が出やすいタイプ、汚れ落ち重視なら滑水・疎水寄り、雨の日の水玉を楽しみたいなら撥水寄りといった選び方ができます。ホイールや未塗装樹脂への使用可否も必ず確認しましょう。用途に合わない場所へ使うと白化やムラの原因になります。

下地処理が仕上がりを決める 洗車から脱脂まで

コーティングは塗ったら終わりではなく、塗る前の下地で結果がほぼ決まります。まずは丁寧な洗車で砂や泥を落とし、ボディに余計な傷を入れないようにします。シャンプーは泡立てて、上から下へ、スポンジはこすらず滑らせるイメージで。洗い終えたらしっかりすすぎ、拭き上げで水滴を残さないのがポイントです。水滴が残ると、その部分だけ成分が薄まってムラの原因になります。
次に、ザラつきが気になる場合は鉄粉除去を行います。触ってプツプツやザラザラを感じるなら、鉄粉が刺さっている可能性があります。粘土を使う場合は必ず潤滑剤を十分に使い、力を入れずに滑らせます。ここで強くこすると細かな傷が増えるため注意です。さらに、油分や古いワックス成分を落とす脱脂をすると、コーティング剤が定着しやすくなります。
下地処理は工程が多く見えますが、やるべきことが分かっていれば迷いません。ここでは、確認しやすいポイントと、やり過ぎによる失敗を避ける注意点をまとめます。

下地処理のチェックポイント

洗車前に足回りの泥を軽く流す、スポンジとクロスは清潔なものを使う、拭き上げは直線的に行う、鉄粉除去は滑らせるだけ、脱脂は一面ずつ進める。これだけでも仕上がりが安定し、ムラや拭き残しが起きにくくなります。

やり過ぎ注意のポイント

鉄粉取りや脱脂を何度も重ねると、塗装への負担が増えることがあります。ザラつきが少ないなら無理に粘土を使わず、ケミカルで軽く済ませるなど、状態に合わせて調整しましょう。完璧を狙いすぎないほうが結果的にきれいに保てます。

DIY施工の手順 ムラを防ぐ塗り方と拭き取り

いよいよコーティング剤を施工します。ここで大事なのは、一度に広い面をやらないことと、均一に塗ることです。目安としてはドア1枚、ボンネット半分など、拭き取りまでを短時間で完結できる範囲で進めます。スプレータイプならクロスに数回吹き付けてから塗り広げると飛散が減り、ムラも出にくくなります。塗り込みタイプなら付属スポンジに少量ずつ取り、縦横に交差させるように薄く伸ばすと均一になります。厚塗りは拭き取りが重くなりムラの原因になりがちです。
拭き取りは、まず軽く成分を回収する一次拭き、次にツヤを整える仕上げ拭きと2段階にすると失敗しにくいです。クロスの面はこまめに変え、湿ってきたら新しいクロスへ交換しましょう。直射日光や風が強いと乾きが早く、拭き取りが間に合わずに跡が残りやすいので、環境が悪い日は無理をしないことが大切です。
この工程は、手順そのものよりも小さなコツの積み重ねで差が出ます。ここからは、ムラを減らす考え方と、つまずきやすいポイントの対処法を押さえます。

ムラを減らすコツ

施工面を小さく区切る、薄く塗る、拭き取りを早めに行う、クロスは清潔に保つ。この4つを守るだけで、初心者でも見た目が整いやすくなります。特に薄塗りは正解で、迷ったら塗る量を減らすほうがきれいに仕上がります。

よくある失敗と対処

白いスジが残るのは拭き残しの可能性が高いです。乾いてしまった場合は、軽く水で湿らせたクロスでならしてから乾拭きする、または同じ剤を少量塗って拭くと改善することがあります。ザラつきが出る場合は下地の汚れが原因なので、次回は下地処理を丁寧にしましょう。

施工後のメンテナンスと長持ちさせるコツ

コーティングは施工後の扱いで持ちが変わります。施工直後は濡らさない時間が必要なタイプもあるため、説明書の硬化時間や注意事項を必ず確認します。一般的には最初の数日間は強い洗剤やブラシ洗車を避け、雨が当たった場合もできれば早めに拭き取ると安心です。普段のメンテナンスは、汚れをためないことが最優先。汚れが固着すると落とすために強い作業が必要になり、コーティングにも負担がかかります。
洗車の頻度は環境次第ですが、埃が多い場所や雨の後が多い人は、軽い水洗いでも早めに落とすとツヤを保ちやすいです。シャンプー洗車をする場合はコーティング対応の中性タイプを選び、拭き上げで水滴を残さないこと。簡易タイプのコーティングなら、洗車後に同じ製品で上塗りして補充するイメージで続けると、いつでも見た目が安定します。
最後に、長持ちのための習慣と、見た目の満足度を上げる工夫をまとめます。ちょっとしたコツを取り入れるだけで、DIYでもプロっぽい仕上がりに近づきます。

長持ちさせる習慣

洗車はこすらず汚れを浮かせて落とす、クロスは清潔に保つ、鳥フンや虫汚れは早めに除去する、屋根のある場所に停められるなら活用する。こうした小さな工夫が耐久に直結します。月に一度でも軽く整える習慣があると、汚れが固着しにくくなります。

DIYでも満足度を上げる工夫

樹脂パーツやゴムモールは専用の保護剤で別管理すると、全体の印象が引き締まります。ガラス用の撥水剤を併用すると雨天時の視界が良くなり、実用面でも満足度が上がります。作業は一気に完璧を狙わず、定期的に手入れして育てていく感覚が続けやすいです。

2026.02.13