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ー自宅でできる!カーコーティングの基本と失敗しないポイントー

自宅でカーコーティングをするメリットとは

カーコーティングはプロに依頼するイメージが強いですが、実は自宅でも十分に施工することができます。必要な道具さえ揃えれば、時間や天候に合わせて自由に作業ができるのも魅力です。ここでは、自宅でカーコーティングを行うことの利点を確認しておきましょう。

費用が安く済む

プロによるカーコーティングは高品質な反面、数万円から十万円を超えることもあります。対して自宅での施工なら、材料費だけで済むため、1回あたり数千円に抑えられるのが大きなメリットです。

自分のペースで施工できる

業者に依頼すると車を預ける必要がありますが、自宅施工なら空いた時間を活用して作業ができます。こまめなメンテナンスも自分の判断で行えるため、愛車を常にベストな状態で保てます。

これらのメリットを活かすためにも、正しい手順とポイントをしっかりと押さえておくことが大切です。

自宅でのカーコーティングに必要な道具と準備

自宅でカーコーティングを成功させるには、事前の準備が重要です。使用するアイテムと施工環境を整えておくことで、作業効率や仕上がりが大きく変わってきます。

必要な道具一覧

* 中性カーシャンプー
* 洗車用スポンジまたはクロス
* マイクロファイバータオル(拭き取り用)
* 鉄粉除去剤
* 脱脂スプレー
* コーティング剤(スプレータイプや液体タイプ)
* アプリケーターまたはスポンジパッド
* 手袋(肌の保護用)

すべてホームセンターやカー用品店で揃えることができ、近年ではネット通販でも豊富に取り扱われています。

作業スペースの確保と天候確認

屋根付きのカーポートやガレージがあれば理想的ですが、屋外でも十分に施工は可能です。ただし、風が強い日や直射日光が強すぎる日は避け、曇りの日や気温が安定した日を選ぶようにしましょう。

自宅でのカーコーティング手順を詳しく解説

ここからは、具体的な施工手順について解説します。初めての方でも迷わず実践できるよう、順序立ててご紹介します。

1. 洗車と汚れ落とし

最初に車全体を水で洗い流し、カーシャンプーで丁寧に洗車します。汚れが残ったままだとコーティング剤の密着が悪くなるため、念入りに洗いましょう。

* タイヤやホイールなど下回りから先に洗う
* 上から下に向かって順番に洗う
* 最後はしっかり水で流しておく

2. 鉄粉除去と下地処理

洗車後でも、塗装面には鉄粉や目に見えない汚れが残っていることがあります。専用の鉄粉除去剤や粘土クリーナーを使用し、なめらかな表面を作ります。

* 鉄粉除去スプレーを使って数分待つ
* 軽く拭き取るようにして汚れを取り除く
* 必要に応じてコンパウンドで小傷を研磨

この工程を丁寧に行うことで、コーティング剤の密着度が格段に上がります。

3. 脱脂作業

洗車後に残る油分やワックス成分は、コーティングの効果を妨げる原因になります。脱脂スプレーを使用して表面を整えましょう。

* スプレーを布に吹きかけて拭き取る
* 強くこすらず優しくなでるように作業する

この一手間が、仕上がりのツヤと持続力を左右します。

4. コーティング剤の塗布と拭き取り

使用するコーティング剤により塗布方法は異なりますが、基本はスポンジまたはクロスで均一に塗り広げます。乾く前にムラができないよう、パネル単位で作業するのがコツです。

* 適量をスポンジに取って塗布
* 10〜20秒程度おいてから、別のクロスで拭き取り
* 全体を施工するまで繰り返す

乾燥時間を置くことで、被膜がしっかりと定着します。

おすすめのカーコーティング剤と選び方のポイント

カーコーティング剤にはさまざまな種類があります。自宅施工では、扱いやすさと仕上がりのバランスがポイントになります。

初心者向けおすすめアイテム

* スプレータイプ(例:シュアラスター ゼロウォーター)
* ポリマータイプ(例:CCI スマートミスト)
* ワックス一体型の簡易タイプ(例:SOFT99 レインドロップ)

これらは価格も手頃で、初めてでも使いやすい設計になっています。

選ぶ際のチェックポイント

* 持続期間:数週間〜数ヶ月のものがあり、好みに応じて選ぶ
* 効果:撥水性か親水性かを確認
* 色との相性:黒系の車にはムラが目立ちにくい製品を選ぶ

使い方や目的に応じて適切な商品を選ぶことで、自宅でも高品質な仕上がりを実現できます。

自宅施工後の注意点とメンテナンス方法

コーティング後のケアも大切な工程です。長持ちさせるためのポイントを押さえておきましょう。

施工後24時間は水に注意

施工直後は被膜が不安定なため、24時間は雨や水濡れを避けることが理想です。屋外駐車の場合は、天気予報を確認してから作業日を選びましょう。

月に1~2回の洗車で状態を維持

砂やホコリが付着したまま放置すると、コーティングの性能が落ちてしまいます。中性シャンプーで優しく洗車することが、美しい状態を維持するコツです。

メンテナンス用アイテムの活用

専用のメンテナンススプレーや再施工型の簡易コーティング剤を使用すれば、撥水効果やツヤを回復できます。施工後1〜2ヶ月ごとの使用がおすすめです。

自宅でのカーコーティングは、一見ハードルが高く思えるかもしれませんが、手順さえしっかり押さえれば初心者でも十分に実践可能です。自分の愛車を自らの手で輝かせる達成感は、プロに依頼するのとはまた違った満足感があります。

2025.07.25